オペルが撤退となった今だからこそ、高額査定をしてくれるかも

オペルとはドイツの自動車メーカーで会社設立であり、ヘッセン州ダルムシュタット行政管区グロース＝ゲーラウ郡リュッセスハイムを拠点としている。その歴史は古く、創業は1862年でミシンの製造会社としてスタートした。自動車市場に参入したのは1899年からで当初はライセンス生産などを行っていたが、1902年にはオリジナルモデルを発表している。1929年以降は今なお続くゼネラルモーターズ（ＧＭ）の100％子会社となり、イギリスを拠点とするボクスホールとともにＧＭの欧州ビジネスを担ってきた。第二次世界大戦中の一時期は両者の提携は解消されたが、1948年には再び手を組むこととなった。1950年代当時の代表的小型車がオリビア・レコルト／1200である。2ドアながら故障が少なかったため、タクシー業界では人気があった。また、史上初めてのステーションワゴンがセダンのほかに用意された。日本ではいすず自動車などと共同で手がけたワールドカー（カデット）が有名であるが最近では日本市場からのオペル車の撤退が大きなニュースとなった。確かに日本におけるオペルの登録台数の推移をみてみると2000年は1万5318台であったのに対し、7年後の2007年には14台とまで減少している。それから6年たった今、ニーズが増えたかというとそう簡単にはいかない。中古車台数もほとんどない。やはり車買取店側としては展示してすぐに売れやすい車を高額査定する傾向にありますので、厳しいのが現状だろう。しかし諦めずにインターネット上で複数の買取業者に一括査定の依頼をしたり、ディーラー、近所の中古車販売店などたくさんところで聞いてみることをオススメする。その中に市場に出回っていないからこそほしい、といったような業者がもしかしたらいるかもしれない。オペルが撤退となった今だからこそ、高額査定をしてくれるかもしれない。