売却したい中古車にキズや凹みがあると査定はどうなるかと言えば、全く綺麗な状態と比較すれば、キズや凹みは当然のことですが査定額は下がってしまいます。では、査定前にそれらを直したほうがよいのでしょうか?答えはNOです。
実際、他の業者にキズやへこみを依頼して修理にかかる金額と、査定でマイナスになる金額との比較をすると、ほとんどの場合は、査定額より、修理する金額のほうが高くついてしまいますので、そういう意味においても、キズや凹みはそのままの状態で査定を受けるほうが得であることは間違いないと思います。
買い取りしている業者であれば、自社で修理を行っていることも多いでしょうし、提携業者に依頼することでかなりの安価で修理をしていると現状もあります。
勿論、自分で修理してもプロが直すようにはいきませんから、逆に査定額を下げる結果にもなりかねません。その実際に、1つ1つのキズやヘコみ等が我々の想像以上に大きな査定額のマイナスにつながることはないと考えましょう。
今まで、大切に乗ってきた自動車を売却しようというのですから、洗えば落ちるような汚れは、洗車してきれいな状態になるように努力しましょう。
しかしながら、普段やらないような個所まできっちりと洗車をする必要はありません。
なぜなら、なるべく高額の査定を引き出そうと普段は行わないようなところまで素人考えで洗車をすると思わぬ車の故障を招くことがありますので、必要最低限の水洗い洗車をしてしっかりとふき取る。また足回りはホイールのごみを丁寧に取り去る。
車内も汚れはできる限り取り去って掃除機をかけておくといった事は必ずしておくべきでしょうね。大切な事はニオイも除去して、もとの持ち主の生活臭も消しておくようにしましょう。