車買取でl気軽にマイバッハ

われわれがマイバッハと聞くと、メルセデスベンツをさらに高級にしたあの大型サルーンというイメージである。１９７２年に東京モーターショーでメルセデスベンツのSクラスを改造し、さらに高級バージョンにしたものを出展、その後マイバッハブランドとして確立、長年にわたって販売されてきたロールスロイスなどと肩を並べる超高級車である。が、もともとは１００年以上も前から高級車を独自に手掛けていたメーカーである。マイバッハとは開発、創始者の名前でありヴィルヘルム・マイバッハが父、子のカールマイバッハと一緒に設立した会社である。また、世界初の４輪自動車を発売した際にも深くかかわっていた。メルセデスベンツつまり当時のダイムラー社では主任技師を務めていて設計にも携わっている。ダイムラー社を退職した後はツェッペリン伯爵のために会社をつくった。かの有名な飛行船ツェッペリン号に搭載されたエンジンを製造したのは何を隠そうマイバッハなのである。このことで一躍マイバッハは有名となった。マイバッハの車両をみれば車好きであれば、その惚れ惚れするようなボディスタイリングに見入ってしまうだろう。初期の車でも現代ではすでに博物館入りしそうなクラッシックカーであるものの、どっしりとした安定感、各部の作り込みは１００年以上前に考えられた車としては最高傑作であっただろう。そして近年のメルセデスベンツブランドとのコラボレーションで生まれたメルセデスベンツマイバッハは、Sクラスをさらに洗練、シャープにし、内装などは豪華なものを極限まで超豪華にしているのが特徴である。そのモデルには、マイバッハ社が考える最高の技術と厳選素材が使用されていて、車体剛性の高さや安定性はメルセデス・ベンツSクラスを遙かに上回るという。また、装備はすべてオーダーメイドであり内装に関しては化粧パネルをウッドパネルから大理石にすることもできるというから凄い。一度は乗ってみたいゴージャスカーである。