レクサスは、日本発の高級車ブランド
レクサスは、1989年よりアメリカで展開が開始されたトヨタ自動車の高級車専用ブランドです。
日本ではトヨタブランドにてセルシオがクラウンの上級車種として販売されておりましたが、2005年8月にレクサス店が開業され、フルモデルチェンジを機にフラッグシップであるレクサスLS460が投入され現在に至っております。
1989年初代レクサスLS400は、「源流主義」(音を遮音材にて聞こえなくするのでは無く、音の発生源を見直して音を発生させなくする事)のもとに開発され欧州プレミアムカーの首脳陣を驚愕させ、次世代欧州プレミアムカーの設計が変わったとも言われております。
北米で先行販売された初代レクサスLS400を運転したジャーナリストが、あまりの静かさにマイルメーターである事に気付かず100マイル(約160Km/h)を100Kmと思い走行してしまったという逸話が残っているほどに当時の基準として桁外れに静かな車でした。
ちなみにですが2006年のレクサスの販売台数は48万台弱でした。
レクサスの真髄は「おもてなし」の心
国内においてレクサス店が開業する際、高級ホテルにてスタッフ研修を行い接客(ソフト)も高級車に乗る富裕層に満足してもらえる物としております。
これによって商品の品質や性能だけでなく、最高の販売・サービスである「おもてなし」を実践すべく徹底的な接客教育を施しております。
例えば、室町時代から続く伝統ある礼儀作法を基に、独自の「レクサス礼法」を開発し、表情からおじぎ、名刺交換に至るまで細かく定めレクサス流「おもてなし」を提供し、もてなされる事に慣れている富裕層の満足を追求しています。
レクサスの車名
欧州車と同じようにレクサスは、アルファベットと数字によって車名が構成されております。
モデルを表すアルファベット2文字、排気量(ハイブリッドの場合、同等のパワーを発する排気量)を表す数字3桁に続きモデルの属性(ディーゼルはd、ハイブリッドはh、ロングホイールベースはL)を表すアルファベットにて構成されており、レクサスはモデル名を読むことで想像が出来るシンプルな車名構成となっております。