中古車車買取に沢山あります。いすずの車

いすずと聞いて皆さんは何を想像するだろうか。現在では少なくともトヨタや日産のような乗用車の販売台数を誇るようなメジャーな自動車会社ではなく、トラックやバスといった大型車のイメージをもっているのではなかろうか。あるいは若い世代の人であればそのブランド名すら知らない人もいるかもしれない。しかしもともといすずは、長い歴史を持つ自動車メーカーであり、そのような車種だけではなく乗用車も製造していた。得にはディーゼルエンジンなどの産業用の技術を得意としており船舶用のエンジンも作っていた。われわれの世代ではビッグホーンなどのSUV車の印象が強い。また小型車としてはジェミニなど、そして、スポーティなハッチバック車、あるいはピアッツァなども記憶にとどまっている。そういえば近所のおばちゃんがジェミニに乗っていたのだが、乗用車であるのにディーゼルエンジンであったのをキオクしている。ピアッツァにおいては当時としてはとても斬新なスタイリングでよくみかけていたが、今日いすずの乗用車を街で見かけることは、ほとんどなくなってきた。ロゴをみかけるのはやはりバストラックなどの大型車が中心だ。それもそのはずで長年の経営不振から乗用車部門から撤退、最後まで残っていたSUVのビッグホーンなどもディーゼル規制の問題もあり、ゆるやかに市場から消えて言ってしまった。このディーゼル規制は国内の環境悪化にともなう排気ガスの規制強化のことで商用車の販売にも大きく影響をあたえた。適合しない車種は買い替えを余儀なくされるし、触媒装置の取り付けには多額のコストがかかるためいずれにせよ規制にひっかかかるエンジンを持つ車種の販売台数は減少し経営を圧迫することとなる。乗用ディーゼルでイメージできるSUV車のビッグホーンなどは個人的には気に入っていただけに非常に残念だ。しかしこれも時代の流れなのだろう。当時はトヨタやニッサンと肩をならべるようなブランドだとも言われていたのだが・・・