AMGについて
最近はAMGを英語読みにてエイ・エム・ジーと発音していますが、以前はAMGのドイツ語読みアー・エム・ゲーが変化したと思われるアー・マー・ゲーと発音される事が多々ありました。
AMGは、もともと他のチューナー同様にアフターマーケット市場にてメルセデス・ベンツのチューニングパーツやコンプリートカーを販売しておりました。またこの当時のAMGは派手目なエアロパーツを纏い迫力のある外装をしており、現在のAMGとはイメージが異なっておりました。
しかし1999年にAMGがメルセデス・ベンツに買収された後は、以前のAMGに見られたような派手な外観は影を潜め、AMGはメルセデス・ベンツの上級グレードとしてより洗練された外観を呈すようになり、コンサバティブなメルセデス・ベンツのユーザーにもAMGは受け入れられるプレミアムブランドとなってきました。
AMGはメルセデスファミリー
現在のAMGは、他のメルセデス・ベンツ系チューナーと一線を画し、AMGはメルセデス・ベンツの高級スポーツブランドとして位置づけられております。
また以前のAMGは、メルセデス・ベンツが市場投入したモデルをもとにしてパーツやコンプリートカーの開発をしておりましたが、最近のAMGはメルセデス・ベンツより新車開発の段階から車両情報を得られるため、メルセデス・ベンツの新車公開とほぼ同時にAMGモデルが公開されています。
AMGのエンジン構成
AMGが日本市場に投入しているエンジンは55系65系63系の構成となっております。
AMG55系エンジンは、5.4LV型8気筒SOHCにてAMG-C55・AMG-C55ステーションワゴンに搭載されているエンジンと、5.5LV型8気筒SOHCスーパーチャージャー過給によるAMG-SL55・AMG-G55などに搭載されるエンジンです。
AMG65系エンジンは、6.0LV型12気筒SOHCツインターボチャージャー過給付きエンジンでAMG-S65・AMG-SL65などに搭載されております。
AMG63系エンジンは、6.2LV型8気筒DOHCエンジンでAMG-E63・AMG-E63ステーションワゴン・AMG-CLS63・AMG-CLK63・AMG-CLK63カブリオレ・AMG-ML63・AMG-R63などに搭載されております。