ポルシェにとって重要なマーケット
ポルシェが一番売れているのはもちろん北米ですが、意外な事に世界で2番目にポルシェが売れているのは日本です。
それゆえでしょうかポルシェは長らくミツワ自動車が正規インポーターとしてポルシェを輸入していましたが、日本マーケットをポルシェ自らがマネージメントするため1995年にポルシェAG100%資本のポルシェ自動車ジャパン株式会社が設立されポルシェの正規インポータとしてポルシェを輸入しております。
ポルシェの代名詞911
ポルシェといえばやはりポルシェ911です。
ポルシェ356の後継として1963年から40年以上にわたって生産されているポルシェの看板車種です。
もちろん「最善のポルシェは最新のポルシェ」との思想のもと、毎年ポルシェはポルシェ911を改善してはいますが、やはり現代においては発売開始当時のポルシェ911のアドバンテージであったRR駆動や空冷エンジンがディスアドバンテージになってきており、途中ポルシェ自身がポルシェ911シリーズを終了させる試みを行っております。
具体的にはポルシェ924・ポルシェ944・ポルシェ928・ポルシェ968などのFRモデルを発売してきましたが、ポルシェ・ファン(正確にはポルシェ911ファン)にはRR空冷以外のポルシェは受け入れられず40年を経過した現在においてもポルシェ911シリーズはポルシェの中心モデルとして生産販売され続けております。
ポルシェ初のSUVポルシェ・カイエン
ポルシェはスポーツカーメーカーとしての自らの立ち位置から躊躇いがあったようですが、ポルシェは2002年にポルシェ初のSUVとしてポルシェ・カイエンを発売しました。
ポルシェ・カイエンは「ポルシェは欲しいが2ドアクーペでは・・・」と考えていた潜在的なポルシェ・ファンに受け入れられポルシェ・カイエンはポルシェ自身の予想以上のヒットとなり、ポルシェ・カイエンは現在のプレミアムSUV市場におけるベンチマークとなりました。
また今日ポルシェが世界一利益率が高い会社となりえたのはポルシェ・カイエンの世界的なヒットによるものが大きいと考えられます。
現在のポルシェのモデル
ご存知ポルシェ911、さらにポルシェ・ボクスター、ポルシェ・ケイマン、ポルシェ・カイエンとなっております。
カタログモデルではありませんが、V10搭載のポルシェ・カレラGTは垂涎の的です。