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人気だった商用のバン　ホンダ　ストリーム　中古車

ストリート（Street ）は、自動車メーカーであるホンダがかつて生産・販売していた軽自動車のキャブオーバー型商用バンである。1981年2月1日に、「アクティバン」の豪華版「アクティ ストリート」として満を持して登場した期待のモデルであった。発売時の現金標準価格は「標準ルーフ」で71万5,000円からとなっており、非常に安価だった。そのため商業バンとしての入手のしやすさなどから売れ行きを期待されていた。そしてそのモデルをマイナーチェンジを行い、力強い走りと使い勝手の良さ、優れた経済性で高い評価を得ている。軽商用車アクティ＆ストリートシリーズに、RV感覚溢れる装備を充実させた「ストリートV」が1996年に登場した。エアコンを新冷房にするなど装備を更に向上させるなどのマイナーモデルチェンジをした。前・後の重量配分にすぐれたホンダ伝統のミッドシップ・リアドライブ方式により、バランスの良い走りを可能としている。そしてさらに静粛性はそのままにすることで、商品力を向上させている。エクステリアは、新たにクリアウインカーを採用することにより、今まで平凡案バンが少しだけスタイリッシュに仕上がっている。しかし人気だったのも束の間。1999年6月に、同社のライバルシリーズである「アクティ」がフルモデルチェンジされ、乗用ワンボックスワゴンに「バモス」の名称を復活させた。装備面や積載量、居住性や見た目も含めて圧倒的に劣っていたこのモデルは客層を全てそちらに取られてしまった。「ストリート」はその後も並売されたが、同社内で客の取り合いをしても仕方がないということになり、2001年に販売を終了した。販売台数は良かったが、今現在この姿を確認することは相当な田舎の農家でない限り見ることは出来ないだろう。もちろん中古車として市場に回ることはなく、我々は生涯一度も見ることができないで終わるだろう。