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Made in USAの質実剛健SUV　フォードエクスペディション　中古車

フォード・エクスペディションは大人気車種ブロンコの後継車として1997年に登場したフルサイズのSUVである。既に2003年には全面モデルチェンジを果し、2006年にはフロントマスクまわりのモディファイを経て現行車に至っている。全長5.2m、全幅2mのフルサイズはまさにSUVの代表選手として堂々としたフォルムを見せてくれる。バリエーションにはフルタイム4WDのエディーバウワーもラインナップされている。北米におけるフルタイムSUV市場は近年ラグジュアリーモデルの投入が相次いでおり、かなり市場自体が広がりを見せつつあるが、このエクスペディションはどちらかといえば質実剛健の昔ながらの世界を継承したモデルということができるだろう。ベージュ系でまとめられたインテリアは落ち着きがあり、飽きの来ないクオリティ伊を醸成してくれる。最近ではすっかりめずらしくなったベンチシートとコラムシフトの組み合わせもこのクルマの使い勝手をさらに高めてくれるものとなっている。


5.5リッターエンジンはパワーも十分であり、安心してドライブすることができる。またいざという時には強力なパワーでスタートダッシュをはかることも可能である。さて、このクルマ、機能自体とは何の関係もないが、ちょっと前に24-TWENTY FOURというドラマでジャックバウワーが乗り回していたのがとても印象に残っている。特にハードな使い方にも耐えるイメージは好感をもったものだ。このクルマは本格的なアメリカのSUVに乗りたいと考えている方にぜひお勧めしたい一台で、ブロンコから脈々と通じる骨太で使いやすいSUVの本流を極めているクルマであろうといえよう。フェイスリフトを受けた2006年からもすでに7年の歳月を経ており、最新型でも中古車市場で結構みかけることができるようになっている。しかも価格のほうも新車に比べてかなり手の出しやすいレンジに落ち着いている。またこのクルマはアフターマーケットでのオプションパーツも多数用意されており、カスタマイジングの楽しみも多いモデルでもある。