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現代まで続く商用車　ホンダ　アクティ　バン　中古車

1963年に誕生した国産量産車初のDOHCエンジンを搭載したT360、後継のTN360の後を継ぐ形で1977年に登場し、現在に続いているホンダのライトバンもである。アクティトラックの兄弟車である。1979年11月に追加され、テールランプはトラックと共通のものを使ってコストダウンを行っている。1988年5月11日に、11年ぶりのフルモデルチェンジが行なわれ、ここで初めて車名がホンダ アクティとなる。テールランプは初代と同じく共通のものを使い、エンジンは2気筒から3気筒へパワーアップ変更となる。搭載されたE05A型 550cc SOHC エンジンは、1気筒あたりの吸排気バルブを2本ずつとした12バルブとなった。当時唯一の4WDのAT車が廃止され、この世代のアクティには4WDのAT車が存在しない。4WDシステムはトランスファーを用いたパートタイム4WDから、構造が簡単なリアルタイム4WDとすることでプラットフォームを共通化出来た。発売時の価格は「スタンダード 一方開 2WD」で59万8,000円。リアルタイム4WDには、大きな駆動力を発揮するウルトラロー（UL）とウルトラローリバース（UR）の超低速ギアを持つ専用の4速MT。1990年3月に、マイナーチェンジが行なわれ、軽新規格へ移行することで全長が100mm延長され、排気量が660ccになり、出力が申し分ない38PSに向上した。ヘッドランプは、規格型の丸2灯からストリートと同様の異形に変更されるなど、見た目も重視するようになる。1999年6月25日に、11年ぶり2度目のフルモデルチェンジを行い、発売時の価格は、最もスタンダードな5速MTが72万円。このモデルは先代とスタイルが大きく異なり、1996年9月30日の道路運送車両法施行規則改正を受け、エンジン搭載位置はアンダーフロア式MRを継承しながら、短いながらもボンネットを設けて乗員の安全性を確保する寸法的余裕とし、ホンダの安全ボディ「Gコントロール」技術を採用したセミキャブオーバータイプのボディースタイルをとっている。そして現行型となるモデルは新車価格111万円からとなっており、事業者に優しい値段となっている。中古車でも大体同等の値段で販売される。