お店の勧めでメルセデスベンツ380SELの中古車購入を決めました

車を選ぶ時にはあちこちに出掛けるのが好きです。買う店も特定せずに、ふらりと夫婦で出掛けた先でも、気になる店があれば立ち寄ってみることにしています。 その方が面白い車が見つかるので楽しいのです。 とはいえ、輸入車に手を出す気はほとんどありませんでした。 と言うのは、知り合いに外車好きの人がいるのですが、とにかくよくバッテリーが上がったと騒いでは代車に乗っているので、そんなに輸入車とは扱いにくいものなのかと、変な先入観ができてしまっていたのです。 この数年間に、その人が代車に乗って来た回数は３回を越えると思いますが、その度に、修理に２週間かかる、一ヶ月かかるという話をして行くので、それではいつ自分の車に乗っているのか分からないんじゃないかと皮肉を言う人も出て来る始末で。 夫婦揃って働いているので、休日ごとにメンテナンスに対応しなければならないのでは車としてどうかと思っていたので、もし私達が外車を買うとしたら定年した後とか、時間がたっぷり取れる状態になってからだよねと話していたんです。 興味が全くないわけではなく、乗るならきちんと手間をかける余裕がなければ、車もかわいそうだし、自分達もより大変になるだけだろうという判断でした。 そんな時にメルセデスベンツ380SELを見つけて。 かなり渋る私達が、それでも車を気に入ったのを見抜いたのでしょう、店員さんから詳しく話を聞かされました。 まず、その知人の乗っている車のメーカーとは基本的に考え方や造りが違うということ。 メンテナンスの面が心配なら、ベンツの扱いにこなれた修理工場を自分でも押さえておくとかなり解消されること。 そしてまた、数が少なくとも人気のある車の場合は、知識を持っている人や工場が意外と多いこと。 それらを聞きながら、少しずつ少しずつ気持ちが傾いてきて。 とどめとしては、乗り手に体力があるうちに乗ってみるほうが、ベンツの良さはより分かりますよという一言だった。 この走りっぷりを、お若いうちにぜひ一度楽しんでみて下さいと言われたのだ。 それを聞いて買う気が固まりました。確かにディーゼルエンジンには興味が強くありましたから。 少々思い切った決断でしたが、どこへ出掛けようかと今から楽しみにしています。 人生、意外な選択をするのも刺激ができて良いものかもしれませんね。