最高のワゴンと言われるメルセデスベンツ220TEの中古車なら

メルセデスベンツの220TEと言えば、大人気のワゴン車ですよね。 あまりの完成度の高さに、他のメーカーはこの車を目指せとばかりに開発を進めたという話を聞いて、なるほどと思わせられます。 国産車でもこれを意識したんじゃないかと思う車ってありますしね。 車って工業製品ですけど、間違いなく魂がこもっている希有なものじゃないかと思うことがあります。 エンジンが心臓、メーターは頭脳…。 大好きなイギリスの作家が、車は生き物だとはっきり書いていた文章がありました。 それはフィクションではなく、彼のまわりで具体的に起こったことで、とても車を大事にして、女性の名前をつけて、自分の彼女のように扱っていた男性の身に起きた事件だそうです。 その男性に人間の彼女ができて、助手席に彼女を乗せるようになった途端、エンストはするわ、坂道で勝手に滑り出して行こうとするわ（ブレーキは確かにかけていたらしい）、男性いわく、まるで自殺でもしようと思っているみたいに調子が悪くなった、と言っていたそうです。 実はそんな事例は身近にもあって、長く独身だった男性が、結婚相手を見つけて同棲し始めた途端、車の調子は悪くなるわ、彼女のつけたカチューシャが、軽く車体に触れただけでボッキリ折れるわで、なんとなく不穏な感じがしたから買い替えたよと言うのです。 そういうのを聞くと、頭の良い車や、情の深い車がいてもおかしくないような気になります。 それも、こういう、じっくりと計算され尽くされ、最高の一台になるようにと愛情込めて作られた車ほど。 さっきの話は他人には笑い飛ばせば終わりの都市伝説のような雰囲気ですが、実際に車がただの機械ではないと感じている人は、意外と多いんじゃないかと思います。 でなければ、なぜ愛車を撫でたり愛でたりするのですか？ まるで子供のように、パートナーのように大事にすると、しばらく放置された車でも生き生きと蘇るのを何度か見たことがあります。 中古車ほど、新しいオーナーに可愛がられると喜ぶような気がするのです。 利発な車。聡明な車。そんな評価が似合う車ほど、オーナーとの意志の疎通が出来るのではないでしょうか。