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ユニークなモノ・スペースの車体で有名な初代ルノー・トゥインゴを中古車で使いこなそう。

日本でもベーシックな自動車のセグメントとして普及しているリッターカーのカテゴリー。最近ではコンパクトカーと呼ばれる方が一般的でしょうか。エンジンは1000cc前後のサイズで、全幅が1600mm前後、全長4000mm前後の車体構成を持つ車両のことを指します。日本では軽自動車のセグメントがあるので、そのセグメントの影に隠れた様な存在ですが、海外では特にヨーロッパを中心にAセグメントと呼ばれ、最も一般的で販売量の多いクラスになっており、庶民の足として最も多く利用されています。このセグメントにはヨーロッパの高級自動車メーカーも商品をリリースしており、販売戦略上でも重要であることが伺えます。日本メーカーのコンパクトカーブランドは、世界戦略上でも重要な位置づけにあり、ヨーロッパやアジアの市場に受け入れられる様にデザインされており、性能や使い勝手、外観デザインも優れたものが多くなっています。しかし、じっくり観察してみると、何か画一的というか、代わり映えのしないデザインが多く、積極的に選択したいと思わせるものはないように思います。


そこで、コンパクトカーの本場であるヨーロッパ市場のAセグメントの自動車達を観察してみると、生活の道具として、庶民のアシとして長年使われてきたブランドの自動車が数多く走り回っています。その中でも、ユニークなデザインのおしゃれな1台が存在します。フランスの自動車メーカーであるルノーの初代トゥインゴがそれです。ルノーは古くからコンパクトカーの生産を行っており、4(キャトル)や5(サンク)と言った有名なコンパクトカーを永く供給し続けてたメーカーです。トゥインゴは1200ccのOHVエンジンのFF車で、2BOXスタイルの自動車ですが、エンジンルームを最小限に設定し、ボンネットからフロントスクリーンに掛かる線を一直線になるようにデザインされていることからモノ・スペース(1BOX)の自動車として認識されており、コンパクトカーとは思えない広さを持ち、広いグラスエリアと相まって明るく視界の良い空間を作り出しています。シートのアレンジも多彩で、広い荷物スペース確保も容易です。カラフルな車体色に、手入れが楽で部品交換も安価な無塗装のバンパープロテクター類が上手にデザインされており、フランスのおしゃれなイメージも十分です。そんな初代トゥインゴも中古車で気軽に乗ることが出来ます。是非欧州コンパクトカーでの生活を楽しんでみてください。