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上品な走りを　スマートフォーツークーペ　中古車

せまいヨーロッパの都心部を走ることを想定されたこの車。ヨーロッパではクルマの平均乗員数は1.2人。大都市を走るドライバーは、ダイムラー・ベンツがリサーチした結果走行時間の50％を駐車スペース探しにあてているというあたり、日本の都市部と似ているのではないだろうか。日本では、2000年に同モデルの導入に始まり、スリム化し軽規格とした「K」、「ロードスター」「ロードスタークーペ」、そして初の5人乗り「フォーフォー」が、およそ2万台（2005年12月末まで）日本に輸入された。ちなみに、スマートに触発されたであろうスズキがつくった2人乗り軽「ツイン」は、2003年1月に発売され2005年9月に生産終了。この間1万45台が売れたという。同上級モデルのフォーツークーペBRABUSはチューニングメーカーBRABUS社とスマートが設立した合弁会社によるハ上級モデルであり、より車らしさを追求したモデルといっていい。ノーマルモデル比べ、14ps＆1.5kgm増の698cc直3ターボは、発進時にも力強く車体を前に押し出してくれるから、ノーマルのモタモタした感じが解消されている。ステアリング裏のパドルでシフトでき、今までの面倒なギアチェンジから解放されてる。外観は2本突き出たデュアルクロームエグゾーストエンドや、1インチアップした6ツインスポークアルミホイール＆ワイドタイヤなどの各種パーツでほかのモデルと差が付き、また車内では、しっかりとホールドしてくれる、バケットシートのような本革スポーツシートや本革トリム、アルミペダルなどが設定されている。ベースグレード、ｍｈｄ、ブラックエディションクーペ ｍhd、ＢＲＡＢＵＳ エクスクルーシブ、エディション１０など、多様なモデルから選ぶことができる。新車価格は200万円から300万円。古いモデルよりも高くなっている印象がある。中古車では70万円から有り、正直悩むところだと思う。日本車の良いグレードでもこの値段で買うことができるからだ。買う前の試乗をオススメしたいところだ。