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クーペフォルムの華麗なSシリーズ後継セダン　ジャガーXF　中古車

ジャガーXFは2007年にSシリーズの後継車種として日本市場に投入されたスタイリッシュなセダンである。まるでクーペのようなエレガントなフォルムに4ドアセダンとしてゆとりのスペースを作り出しているミディアムサイズのスポーツサルーンである。エンジンバリエーションは当初3リッターと4.2リッターとそのスーパーチャージドモデルの4タイプが用意され、直近では4.2リッターに代わり5リッターバージョンがバリエーションに加わっている。トランスミッションは全車6段ATが用意され、よりきめ細かいシフトに対応することができる。エクステリアの伸びやかなデザインは特に斬新で、これまでのジャガーとはひと味異なる雰囲気を作り出している。3リッター車のホイールは17インチでボディとのバランスもいいアルミホイールを標準装備している。エンジンは3リッター車でも十分にパワフルで大きな車体を一瞬にして加速させてくれる力をもっていおり、足回りのバランスも良く取れている印象を受ける。


さて、このクルマのもう一つの売り物はインテリアの作りのよさである。エンジンスタートボタンを押すとコンソール上の円柱型のセレクターがせり出しATのポジションセッティングをこのセレクターで行っていくことができる。内装はシート、インパネ、ドアトリム、コンソール側面と同一のカラーリングによる本革が張り巡らされ、渋いカラーのウッドパネルとともにイギリス車らしい雰囲気を醸しだしている。発進は実になめらかで、前後の重量配分も理想的な形になっていることから非常にスムースなドライビングを約束してくれる。後席もゆったりと座れ、クーペのように見える形状でもヘッドクリアランスはまったく問題のない状態である。トランクルームの容量は500リッターでリアシートを倒せばセダンであるにも係らず920リッターという巨大なスペースを作り出すことが出来る。すでに国内では登場から6年が経過したことから中古車市場でも価格はこなれてきており、3リッターモデルではすでに200万円台のタマも登場しているとのことである。興味があればぜひ検索してみたい一台だ。