工夫の意味を推し量れない車両

今日は家の周りの風が、異常に強く感じます。

うちのクルマも日中、何度となくハンドルを取られそうになりながら、

必死に走っていました。実際に頑張っていたのはドライバーですが。

こういう天気の時は、実際にハンドルを握っている人間ではなくても

いくらか経験があるかたであれば、風にクルマが流されかけているとか

運転しづらいだろう、ということは容易に感じ取れるようです。

でも、たまに街中を走っていると意外なクルマに遭遇することがあります。

わざわざ、元の高さよりもかなり車高を高くして、走っているクルマです。

ほとんどの場合が新車ではなく、中古車だと思います。

あの行動には、いったい何の意味があるのでしょうね。

ただでさえミニバンだとか、上背のあるタイプの車輌は

横からの風を受けやすく、高速で走行するとかなりハンドルをとられて

制御に少し手間取るものだというのは、常識だと思います。

何より、その急な横揺れは不快感を与えるものですし

大半のドライバーさんは、その横揺れを避けたいと思うものです。

それなのに、あえてその揺れを全身で感じる事になりそうな高さに

設定して使用している、という状況が自分にはわかりません。

もしかすると、

「こんな高さでもバツグンのテクニックなんだぜ」とか思っているんでしょうか。

それとも、高いトコロから下々を見下ろす優越感に浸るという意味あいが

実はこめられている行動なのでしょうか。

なんとも謎は深まるばかりです。