今年の冬は、首都圏でも雪が降ってくれたので
すこし雪が多い地方の大変さを、わかっていただけたのかと
なんとなく大都市のかたにも、勝手に親近感をもった年でした。
東北や北海道など、北日本の雪が多く長く積もるような地域では、
春になって、あらかた雪が溶けて落ち着くころになると
“タイヤ交換”という作業が、ほとんどの車両で必要になります。
秋から初冬にかけて雪が積もる前に、雪道でも大丈夫な
スタッドレスタイヤというものに履き替えて、
そのタイヤが必要ないくらい、滑らない路面に落ち着いた時期に
もとのタイヤに戻す作業のことです。
一般的には夏タイヤ・冬タイヤなんて呼び方をします。
ちなみに、新車の場合だと車両の購入時に、
時期ごとのメンテナンスと、このタイヤ交換がセットになったパックが
サービスでついてくるというケースがあり、とても便利です。
特に軽自動車以外の、排気量もタイヤ口径も大きい車には大助かりです。
でも中古車で、そのパックは自分が知っている限りではありませんね。
なので、自分たちでジャッキやレンチなどの工具を使って、
自宅の駐車スペースを利用して、天気のイイ日に行なうか。
或いは、ガソリンスタンドか最寄りのディーラーに持ち込んで
お金を払って、タイヤ交換をしてもらう事になります。
1本千円前後なので、4本で4000円弱ということに。結構な出費です。
なので、休日にはあちこちでタイヤ交換をするお父さんを見かけます。
これを見ると春が来たなと感じる、そんなところです。