こないだ、ちょこちょこ見ている大好きな住宅リフォーム番組で、
ちょっとおもしろい材料をつかって、施工していました。
場所が広島県で、しかも海が目の前という物件だということもあり、
塩害に強い外壁素材として、カキの貝殻を使用して
漆喰(しっくい)を作っていました。貝殻の中の白やピンクなんかの
色んな色が見えて、とてもかわいかったです。
さすがに海の中で生きている生物なだけあって、塩害にかなり強いそうです。
貝殻って、冬でも凍ったところ見たことないし強度結構ありそうですよね。
現に、頂き物の貝殻つきホタテを剥く時、破片が刺さって大ケガした事もあります。
最近は、その貝殻の特性を生かして、雪国(雪の多い地方)で、
融雪剤として開発・利用が進んでいるようですね。
たしか自分が見たのは、北海道でホタテの貝がらだったと思います。
氷のうえで実験している映像も出ていて、砂利と比較しても
あっというまに分厚い氷のかたまりにヒビが入って、どんどん溶かしていました。
しかも、アスファルトなどをいためづらいのだそうです。
塩をまいているわけではないので、車の塩害という面でも優しそう。
新車はもちろんのこと、せっかく買った中古車、少しでも長持ちさせて
このまま乗っていたい身のうえとしては、足回りをいためる可能性が
少しでも低くできるような融雪剤を使っていただけるのは、ありがたいです。