若い頃、まだ自分は学生で、コンビニでアルバイトをしていた時のことなんですが、
そこのオーナーさんが、冬になるとよく言っていました。
「そろそろ、税金対策用に店用の車を、新しく買い換えようかな。」
当時は、いまよりもっと物事を知りませんでしたので、
「なんで税金対策なのに車?しかも買うの?」と、なにもかもがハテナ?でした。
今になって考えてみると、アレは“減価償却”の事を話していたんだなと思います。
個人事業主のかたじゃないと、あまり関係ないお話の様なんですが
減価償却(げんかしょうきゃく)とは、会社とかの会計のときに使う方法で、
その購入費用を、必要経費としてある期間内は計上できることだそうですね。
もちろん、その計上した額が所得税から免除されるような形になります。
おもに車や設備などの、長期間に渡って使用される固定資産の取得の際に、
この、減価償却という方法が使えるんだと聞きました。
何年かで分割して毎年載せる事もできれば、一括で載せて使うこともできるので
その年の収入額にあわせて、自分で管理・コントロールして計上ができます。
固定資産とはいいつつも、いろいろこの方法が使えない例外のものもあるようで、
その例外ケースに該当しない、という事を事前に確認してからじゃないと、
せっかく購入した資金も、無駄になっちゃうんだそうですね。
新車だけなのかと思いきや、中古車でもこの方法が使える事もあるんだとか。
でも新車の減価償却計上の場合とは、値段や耐久性が大きく変わってくるので、
相当詳しい人じゃないと難しそうです。ご参考までに。