外で作業していたある日、近所のこどもたちが遊んでいるときの会話。
子供Aの母親「Bちゃんソレ、いいなぁ」
子供B「えへ、いいでしょ」
子供A「きのうね、Cちゃんのお父さんが同じの乗ってたよ」
子供B「知ってる。これ(おもちゃミニカー)みたいなのでしょ。
でもね、ぼくのが先なんだよ。」
子供Cの母親「ふーん、じゃあBちゃんのもおっきくなるかな?」
子供B「なんないよ、でもいいもん動くから。」
子供C「なんかね、うちのお父さんの車はいっぱい人気があるから、
前にちがう人が乗ってたことがあるんだって。その人から買ったんだって。」
子供Aの母親「ふーん、じゃあお友達から買ったのかな?」
子供C「わかんない、ぼく会ったことないもん。」
子供A「えー、わかんないの?変なのー。」
Aちゃんのお母さんは、ソコで何かを察したらしく
それ以上は話を続けなかったのですが、他の人は気が付かなかったようです。
ちなみに、途中からCちゃんの母親はくちをつぐんでしまって、
すっかり何もしゃべらなくなってしまっていました。
しかし、その後もさらに子供たちの話は続きます。
子供A「本当はクルマ屋さんで買ったんでしょ?」
子供B「あー、Cちゃんウソついてるー。うちのお父さんも言ってたもん。
車は車屋さん行かないと買えないんだよ。」
子供C「ウソじゃないもん、新車じゃないからいいんだって言ってた!」
きっとAちゃんとBちゃんのお家は、新車以外買ったことがないお家なんでしょう。
だれも間違っていないんですよね。新車はディーラーで買うものだし、
しいて言うなら“中古車”を売っているのも車屋さんだという点でしょうか。
なんだかウソツキ扱いされて、Cちゃんが可哀想に思った一コマでした。