CO2削減の為推奨されているアイドリングストップ。
でも長距離トラックドライバーさん(夜がけの家族旅行もそうかも)が車中泊をする時、なかなかそうするのは難しいですよね。猛暑や寒気対策の為に空調を使う必要が出てきますし、万が一再始動できなかった場合の損害を避ける為に仕方ないのも事実。
そんな車中泊でのアイドリングストップを支援するシステムが導入され始めています。
駐車場に設置された給電スタンドから、外部電源式でクーラーや暖房器具へ電力を供給するシステムが、スタンドや高速道路のサービスエリアに設置されているそうです。
利用する為には専用の冷暖房装置を購入・設置したりしないといけないそうですが。
大型のオートバイでは、アイドリングを長時間続けるとエンジンがオーバーヒートしてしまうという報告もあるそうです。他にも、指定された時間以上のアイドリングはエンジンを損傷するので厳禁する旨マニュアルに記載しているところもあるとの事。
一方で、(駐停車時以外の)交差点とかでするアイドリングストップについて、むやみに行うのは危険であるという指摘も出ているそうです。
電子機器の始動に数秒かかるし、慣れていないと誤操作したり発進が遅れてしまう可能性がある事。他にもバッテリーなどの部品の寿命が短くなったり、エンジン始動時に電気を消費し結果バッテリーが上がって動かなくなる可能性もあるそう。万が一の時のエアバッグに影響が出る危険性もあるそうです。
幼少期とても寒い地域に住んでいた事もアリ、特に中古車を愛用していた時に、父親が『エンジンがいたまないように』と言って早めに暖気(アイドリング)してくれるのをずっと見てきたので、間違っていると言われてもなかなかスッと頭に馴染めないのですが、実際どちらが正しいのでしょうね?