今回も後悔しない人気モデルを紹介したいと思うのですが、今回紹介する車はちょっと意外かもしれません。トヨタのヴィッツです。
確かにずっと長年人気があった車ではありますが、近年ではホンダのフィットに押されて、あまり人気がなくなってしまっているようなイメージがあると思います。しかし、中古車の成約台数ランキングでは上位にいませんが、新車の販売ランキングではフィットを抑えて堂々の第1位らしいのです。
やっぱりトヨタはすごいというのと、時代が変わっていっても売れている車は変わらないんだなってことが分かりますね。
ヴィッツの人気の理由はいろいろとありますが、まずはコンパクトで小回りがきくということです。これは女性にはうれしいですし、男性であっても街中での運転であれば、小回りがきくのはうれしいものです。さらにコンパクトだから駐車が楽といったこともあります。これも男女問わずうれしいものです。
そして、やはり信頼性がものすごく高い車です。トヨタ車であることはもちろん、ヴィッツが長年売れ続けている車ということは周知の事実です。今更わざわざ宣伝するまでもありません。宣伝しなくてもあの車は良いよ、何が、みんな乗ってるから、みたいな会話が繰り広げられているのです。
また、エアバックなどのセーフティ機能が充実していて、安全面に配慮された車というのもメリットです。この点も実際がどうかということよりも、優れているとユーザーが感じることが大切なのです。
一応、不満の声も挙げておきたいと思いますが、ただ仕方ない点ばかりのような気がします。例えば、もう少し足回りが硬い方がよいという声があります。ただ、そこまでを求める車ではないと思いますので、あくまでユーザーの要望といった感じです。
また、もう少し荷室が広いといいなという声があるのですが、この声にも不満はないけどとついています。つまり、こんなものと思っているけど、でももうちょっと広いとさらに快適なんだけどなというこれもユーザーの要望ですね。
そして、これが非常に難しい点なのですが、良くも悪くも特徴がないという声も挙がっています。これは不満点になっているのですが、難しいですよね。だからコンパクトカーの定番車として長く人気を保っているともいえますので。つまり、自分だけの車と思えるような特徴ある車に乗りたい人には向かないということだと思います。
どれをとってもコンパクトカーの水準以上の車です。