車を取得することに対して課税される都道府県税というものがあります。これは簡単に説明すると、都道府県に車が1台増えることに対する税金という風に考えると良いと思います。車が1台増えるということは、それだけ排気ガスによる空気の汚染が増えるということになります。その分のペナルティーを車にかけていて、その車を所有している人に払わせるという仕組みのようです。
この都道府県税は車についてかかるものですが、新車時が最も高くなり、年数を重ねるごとに安くなります。そして4~5年たつとほぼなくなり、50万以下の中古車になると非課税になります。これは、この車の税金を誰か分からないが払い終えたということになります。つまり、誰かがその車の税金を払ってくれた後に、購入するという大変お得な、良いとこ取りのようなことになるのです。
この税金のことでいうと13年以上の車になると、自動車税が上がってしまいます。また、エコカーにはエコカー減税というものがあります。つまり、5年落ち以上の中古車で50万以下、エコカーで10年未満というのが一番税金の面で考えるとお得なのではないでしょうか。
税金ばかりを気にして車を選ぶのはどうかと思いますが、税金は自分にとって良いことは何もありません。そう考えると、払わなくていいものは払いたくないですよね。