今回も前回の続きで車買い替えよう、でもお金ないから中古車でいいや、ちょっと待てよ、中古車買うお金もないんじゃないの、どうしようという場合に考えられる方法を紹介します。
前回では、ローンと残価設定ローンの説明をしました。両方共に中古車を購入するにあたって、初期費用が少なく済むので、今まとまったお金がないという方の一時しのぎとしては効果的だと思います。ただ、今まとまったお金がないといっている方の中で、まとまったお金が出来る、もしくは生活に余裕が出来る予定はあるんでしょうか。答えはほとんどがNOです。つまり、ローンを組んで購入すると、結局毎月の支払い分が今の生活費に上乗せされ、更に重量税や保険代、車検の時には車検代などがかかります。そういったものが払える体力があるのでしょうか。
つまり、今お金がないから分割にした、契約したときは何とか分割分の支払いが上乗せされても大丈夫だった、生活環境が変わり定期的な出費が増えた、賞与のカットがあった、などによって支払いができなくなることだって考えられます。カツカツの生活をしていたのでは、いつ何時何があるか分かりませんので、少しでも余裕を持たせるようにしたいものです。
そこで、最後の提案ですがそれがリースです。リースに関してはもともとは法人専用のものが多かったのですが、今では個人を対象としたものも増えています。更には新車だけでなく、中古車に関しても対応しているものも出てきています。
このリースのメリットは月の支払額がローンより安い点と、あともう1つもっと大きなメリットがあります。それは、いろんな諸経費も全てリース料に含まれるということです。生活に余裕がない状態で車を購入すると、支払いが増える月があると困ってしまうことがあります。例えば重量税などがそれにあたり、数万ですが忘れていて突然くるとびっくりしますよね。そういったものも全て含みますので、車に関してリース料以外にかかることが限りなくゼロに近いということです。
もちろんデメリットもあります。リースというのは買ったものではなく借りたものです。よって、改造なども出来ませんし、走行距離や車の状態によっては契約満了時に追加料金をとられることもあります。しかし、そもそもお金に困っていて改造することはないでしょうし、走行距離によってというのは仕方ありません。実際最初のリース契約の際にどれくらいの走行距離を走るかによって月々のリース料金も変わっています。こういった内容であれば納得だと思います。