今回は中古車購入をする際の良かったという声の中で、失敗したと感じるケースが少ないということについて述べていきたいと思います。
これは、新車の場合ですと「ああ、あっちの車種にしておけばよかった」等よく聞く声ですが、中古車の場合は比較的少ないといういう点です。なぜ少ないかというと、まずは期待値が少ないという点と、車のことを知っているという点が大きいと思います。
まず、期待値についてですが「新車を購入するときのドキドキと中古車を購入するときのドキドキは違う」と思います。新車の場合はやはり金額的な部分もありますが、ものすごく高い期待値を設定します。ということはその期待値を下回ると、購入して損したと思ってしまうわけです。しかし中古車の場合は、例えば確認していなかった傷が購入後に見つかったとしても、これくらい仕方ないかということになるケースが多いです。これは、新車には完璧を求め、中古車には手軽さを求める購入者の傾向に一致すると思います。よって、中古車に限らず中古品を販売しているオークションや通販サイトで「神経質な方のご購入はご遠慮ください」という一文に繋がっているのだと思います。このように求めることが違えば許せることも違うということは覚えておいて損はありません(笑)
もう1つの車のことを知っているという点についてですが、これは車に詳しい方限定にはなります。車に詳しい方が中古車を購入する際に、事前確認しておく点もしっかりと把握しているということがあります。これはやはり大きくて、営業マンの多くはプラスになるメリット、良い点はどんどん伝えてきます。伝えるというよりはどんどんアピールをしてきます。そして、車に詳しくない方はそれを鵜呑みにしてしまい、言われるがままに購入し、失敗してしまうということがあります。しかし、車に詳しい方であれば、中古車の説明を受ける際に、どんどん質問をしていくことができます。そうなると、営業マンも「この人は車に詳しい」という認識をし、適当なことをいうことを控えるようになります。そして、車の状態を質問されるがまま、ありのままに回答するようになります。こうなれば営業マンよりお客さんである自分自身の方が上位にたつことができるということになります。
このように、中古車は使用されているものになりますので、価格や状態がまちまちです。営業マンとコミュニケーションをしっかりと取れればお得な買い物ができますし、そうでなければ損をすることもあります。新車購入よりも力はいりますが、面白みもあると思います。